名古屋大学理事
宮田 隆司
名古屋大学では、平成20年度より、社会貢献人材育成本部を新たに設置しました。大学生から博士課程の大学院生・ポスドクまで一貫してキャリア支援を行える体制を創るためです。
キャリアを考えるということは、大学、大学院、社会と、どこから始まるというわけでもなく、一生続いていくものです。また、正解というものがありません。自らが考え、答えを出していかなければいけません。しかし、博士号取得者を見てみると、3割強が営利企業に就職する米国等に比べ、日本では「博士課程を修了したら全員が大学の研究者になるのが当然」という考え方が多くを占めています。大学を含めて、社会には活躍できる場が存在しています。この場を、若い研究者達が自ら、創造し、開拓し、醸成していくために、本事業『社会貢献若手人材育成プログラム』を実施しています。
このプログラムでは、個別に面談するだけでなく、ビジネス研修・長期インターンシップ・メルマガ等多彩なメニューを用意しています。博士・ポスドクの皆さんは、これらを上手に利用し、専門分野の知識だけでなく、国際的な幅広い知識や産業界などの実社会で活躍できる能力を持っていただきたいと思っています。また、名古屋大学のみならず、全国から登録者を受け入れておりますので、本プログラムへの積極的なご参加をお待ちしています。
今後、本事業が起爆剤となり、大学・産業界の枠を超えた若手研究者が活躍できる場を新しく創っていくためにも、産業界の皆様におかれましては、従来以上のご支援をお願い申し上げます。









