名古屋大学 社会貢献人材育成本部 ビジネス人材育成センター / B-JIN.JP

No.1 : 髙村徳康 - 起業・技術移転

髙村 徳康 (Noriyasu Takamura)

セレン・ディップ コンサルティング株式会社
代表取締役

名古屋大学経済学部を卒業後、証券会社へ入社。会計士の資格を取るべく退社。資格取得後、監査法人トーマツへ入社。東海ベンチャービジネスドットコムを立ち上げ、現在に至る。

2006年08月時点




 ベンチャーを起業した人たちを支えてきた男は言う。

 『同じものを見ても、大企業のサラリーマン・ベンチャー企業の人たちでは考え方が違う。』この違いが第一歩のスピードの違いになり、差が広がっていくのも事実である。ベンチャー企業を立ちあげる人と研究者の違いがここにあると言えばそれまでだが、どちらも個性が必要なことには変わりない。 「自分のやってることを真正面から見ずに、本業だけで上手くいけるか不安なので、色々なビジネスに手を出し始めるベンチャーをよく見る。そんな会社の本業は誰も支持しない。自分が信じたことをとことんやる。成功するしないは関係ない。それがかっこいい人間の生き方と思う。そういう意味では大学の教授も同じかもしれませんね。一つのことに突っ走ってる(笑)。」と、話している。

 研究者自らベンチャーを創ることは、結構、簡単である。日本でも大学発ベンチャーは1,500社にのぼる。しかし、これを維持していくことは難しい。ベンチャーは、それ自身が今まで世の中になかった物、「トンガリ」を持っていて、それだけは絶対に負けないぞという物を持っていないといけない。極端にいえば、「トンガリ」の無い人たちは消えていく。ここが、ベンチャーの厳しさでもある。

 ただ、研究者からベンチャー企業を立ちあげないまでも、ベンチャー企業で働く魅力は大きい。 日本経済活性化の起爆剤として期待されていたベンチャー企業でも、専門性の高い人材は即戦力としてニーズが高いのである。どのような人が向いてるのだろうか?「一つのことに熱中出来る人、どんなことでもポジティブに楽観的に考えられる人、いろいろな仕事を出来る人などが考えられるが、一番大事なことは、専門「バカ」にならないこと。知的好奇心は必要であるが、研究分野とは関係ないところに意外とヒントが落ちている。いつもアンテナを張っていることが大事で、とにかく、人には負けない何かを持ち、前向きにチャレンジして欲しい。」と語る。

 あなたのトンガリは何ですか?

(インタビュアー:名古屋大学コーディネータ 武野 彰)

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